「眠れない」「目が覚める」と感じるあなたへ。不安の手放し方と悩み続けるのが良くない理由

睡眠に悩んでいる方の中には、自分自身で感じているよりも客観的にはよく眠れている方が少なくありません。過度の不安はかえって睡眠の満足度を下げることにもつながるので、上手に不安を手放すことが大切です。

「夜中に目が覚める」「なかなか眠れない」「睡眠が浅い気がする」——。このような睡眠の悩みを抱える方が増えています。

しかし、私たちS'UIMINが提供するサービスで睡眠を計測をすると、ご自身の自覚よりもよく眠れている方が少なくありません。

つまり、睡眠に悩む必要はなく、自信を持って眠って良いのです。

この記事では、「よく眠れない」と感じている方によく見られる4つのパターンと、その解決策、さらに必要以上に不安や悩みを感じてしまうことの影響について整理します。

 パターン1:目は覚めるが、短時間で再び眠れていて問題ない
 パターン2:主観と客観の大きなズレ「睡眠誤認」
 パターン3:睡眠時無呼吸の可能性
 パターン4:本当に眠れていないケース


パターン1:目は覚めるが、短時間で再び眠れていて問題ない

「よく眠れない」と悩んでいる方に多いのは、夜中に2〜3回くらい目が覚めてはいるものの、5〜10分で再び眠ることができ、その前後の睡眠も安定しているパターンです。

パターン1:目は覚めるが、短時間で再び眠れていて問題ない

夜間の覚醒は、年齢を重ねると自然に増えてくる、誰にでも起こりうる変化です。

何度か目が覚めてしまうこと自体を「とても悪いこと」と考えてしまう方も多いのですが、決してそんなことはありません。

睡眠計測の結果でも、何度か目が覚めていながら、その前後に質の良い睡眠がとれている方はとても多いです。

この場合、「私は大丈夫」と自信を持ち、安心して楽な気持ちで眠ることが大切です。

ただし、短時間で再び眠れていても、夜中に何度か目が覚める要因として睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は要注意。こちらについては、パターン3で詳しく説明します。

睡眠に悩み続けるのが良くない理由

「眠れていないかもしれない」と思い詰めると、睡眠への満足感が下がり、日中の眠気や活力の低下につながります。

結果として運動不足になったり、日中に昼寝をしてしまったりして、夜の睡眠が浅くなり、さらに睡眠への満足度が下がる悪循環に陥ってしまいます。

また、「眠れないのではないか」という不安で心が落ち着かず、さらに寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりして、本当に眠れなくなってしまうことも。

こうした悪影響は、眠れないことに悶々としながら布団にとどまることで、「布団=眠れない場所」という条件反射がなされてさらに強くなってしまいます。

悩み続けることこそ、睡眠にとって最も悪い影響を与えるのです。

パターン2:主観と客観の大きなズレ「睡眠誤認」

「眠れない状態が長時間続いている」という時には、自身が感じている睡眠と、客観的な睡眠状態に大きな乖離があるパターンも考えられます。

パターン2:主観と客観の大きなズレ「睡眠誤認」

この睡眠グラフの事例では、本人は約3時間ほど寝付けず、4時から7時までの3時間しか眠れていないと感じていましたが、客観的には10分で寝付き、中途覚醒も合計で30分以下でした。

パターン1との違いは、自身の感じている睡眠と客観的な睡眠に大きな隔たりがある点です。

このようなケースでは、「自分で思っているよりも、よく眠れているのかもしれない」気づくことが、解決の糸口になることがあります。

パターン1と同様、自身の睡眠にもっと自信を持ってほしい事例です。不必要に不安を募らせれば、それだけ睡眠への満足度が下がってしまうからです。


パターン3:睡眠時無呼吸の可能性

夜中に目が覚めてもすぐに眠れるなら、基本的には心配ありません。しかし、睡眠時無呼吸症候群の可能性には注意が必要です。

パターン3:睡眠時無呼吸の可能性

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まったり弱くなったりする睡眠障害で、息苦しさから目が覚めることがあります。

実際に睡眠時無呼吸症候群の患者の睡眠を測定すると、目が覚める前後に血中酸素ウェルネスが低下する傾向が見られます。

この状態を放置すると、心筋梗塞や脳卒中などの心血管障害のリスクを高めるため、すぐに眠れている場合でも早期の対応が必要です。

睡眠時無呼吸症候群は自覚しにくいため、睡眠の検査を行うことが早期発見につながります。

パターン4:本当に眠れていないケース

眠れないと感じている方の中には、客観的に測定しても長い覚醒が続いているなど、本当に眠れていない時間が長いケースも、もちろんあります。

パターン4:本当に眠れていないケース

その場合に重要なのは、原因に応じた対策をとることです。

原因としては、カフェイン過剰摂取、寝室環境(明るさ、騒音、温度など)、寝る前の過ごし方(明るいスマホの長時間使用など)などが考えられます。

また、意外かもしれませんが、ここで紹介した睡眠グラフの事例のように、「長く眠ろうとしすぎる」ことがかえって不眠を招く場合もあります。

それぞれのケースで、とるべき対策も当然、異なります。「眠ろうとしても眠れない時間が本当にある場合」は、まずは生活習慣の中に思い当たる要因がないか、振り返ってみましょう。

対策については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

「夜中に目が覚めて眠れない」から脱却する“三段構え”の対策 |S'UIMIN(スイミン)-睡眠の質を脳波で調べる

「眠れない」からと言って、睡眠全部が悪いとは限らない

「眠れない」「目が覚める」と感じる方の多くは、「自分の睡眠は良くない」と考えがちです。しかし、睡眠時無呼吸症候群があったり、眠れない時間があったとしても、睡眠のすべてが悪いとは限りません。

たとえば、パターン4で紹介したグラフの方も、午前1時から3時過ぎにかけては安定して眠れています。

「眠れない」からと言って、睡眠全部が悪いとは限らない

また、若い世代によく見られる夜型の方で、寝つきがスムーズでなく、朝の寝起きにも辛さを感じている方も、眠っている間の睡眠状態は問題ないことがほとんどです。

睡眠時無呼吸症候群の場合も、血中酸素ウェルネスが低下する時間が一部に限られ、それ以外の時間帯では良い睡眠が取れている方がいらっしゃいます。

自分の睡眠を「良いか悪いか」の二択で考えるのではなく、問題を詳しく知るとともに、良い点があることにも気付くことが、悩みを解決する上で重要なポイントとなります。


不安を手放すために、睡眠を計測してみよう

睡眠は、「自分で感じているよりも良い」という可能性が少なからずあるのです。

そしてその事実に気付けば、睡眠に自信を持ち、不安や悩みを減らせるかもしれません。

一方で、睡眠時無呼吸などの問題が見つかれば、適切な対策が必要です。

睡眠の計測は、不必要な悩みや心配を手放すことや、必要な対策を明確にすることにつながるのです。

検査に興味がある方は、下のメニューから検査方法をチェックしてみてください。

ご自宅ですぐにWEB申し込みができる簡易検査や最寄りの病院を探して病院で受ける検査方法もあります。

コラム一覧に戻る

睡眠に関する取り組みをご検討の方へ

睡眠に関する取り組みをご検討の方へ

医療・健診/健康経営/
商品・サービス開発/研究支援

事業・サービスを見る