総合評価について 〜睡眠評価レポート1〜
「総合評価」は、睡眠をA~Eの5段階で評価し、理由とあわせてお伝えします。この記事では、各評価のとらえ方や、その後の対応について説明します。

この記事では、睡眠評価レポートの「総合評価」の目安や解釈について説明します。
S'UIMINの睡眠計測サービス(InSomnograf=インソムノグラフ)のレポート紹介の詳細記事①です。
睡眠をA~Eで評価

睡眠評価レポートの「総合評価」は、睡眠を5段階で評価し、理由とあわせてお伝えします。
ただし「E評価」は、おもに「現在の治療をそのまま継続することが望ましい場合」などの例外的なケースを想定しており、実質的な評価はA~Dの4段階です。
各評価の目安は下記の通りです。
(睡眠評価レポートにも記載しています)
A : 健やかな睡眠です。睡眠トラブルを疑う所見はありません。
B : 大きな問題はありませんが、生活・睡眠習慣に注意しましょう。
C : 睡眠の改善が必要です。コメントを参考に改善に取り組みましょう。
D : 睡眠トラブルが疑われます。医療機関の受診をお勧めします。
E : その他(コメントをご確認ください)。
A~Eの段階評価のとらえ方
各評価のとらえ方について、少し詳しく補足します。
A : 健やかな睡眠です。睡眠トラブルを疑う所見はありません。
「概ね健康な睡眠を取れている」ことを意味しています。
ただし、A評価であるからと言って、睡眠向上の余地が必ずしもないわけではありません。
たとえば、多少の睡眠不足や睡眠の質の低下が認められても、睡眠中の呼吸状態の異常や不眠が認められなければ、A評価とする場合があります。
B : 大きな問題はありませんが、生活・睡眠習慣に注意しましょう。
「睡眠トラブルの重大なリスクは認められないものの、睡眠に一定以上の向上の余地がある」ことを意味しています。
具体的には、一定以上の明確な睡眠不足や、不眠の傾向、不規則生活が認められるケースなどが想定されます。
日中や就寝前の行動習慣を変えたり、寝室環境を整えたりするなど、日常の自助努力による睡眠の向上を試みることができる段階です。
より良い睡眠を得ることで、日中の調子や健康を高めることができると期待されます。
C : 睡眠の改善が必要です。コメントを参考に改善に取り組みましょう。
「一定以上の睡眠トラブルが認められ、睡眠改善が必要とされる」ことを意味しています。
具体的には、深刻ではない程度の睡眠時無呼吸の可能性が考えられる、不眠が明確に認められる、その他の睡眠障害が睡眠に影響を与えていると考えられる、などのケースが想定されます。
日常の自助努力による改善や解決も期待できますが、状況や経過に応じて、より詳細な検査や専門的な治療も検討すべき段階です。
D : 睡眠トラブルが疑われます。医療機関の受診をお勧めします。
「重大な睡眠トラブルが認められ、早急な対応が求められる」ことを意味しています。
具体的には、重度の不眠や、体内時計の著しい乱れ、中程度以上の睡眠時無呼吸の可能性が疑われるケースなどが当てはまります。
S'UIMINでは、睡眠計測サービスの導入施設や利用者に向け、適切な医療機関の情報や、医療機関への紹介状の作成に必要な情報を提供いたします(詳細は後述)。
E : その他(コメントをご確認ください)。
上記の4段階で睡眠を評価すべきではないケースを想定しています。
具体的には、睡眠に関する何かしらの治療を継続中であるケース、何らかの事情で服用している薬が睡眠に影響していると考えられるケース、などが該当します。
E評価は特殊なケースを想定したものであり、必ずしもD評価より睡眠が悪いということではありません。
計測結果やコメントは、治療継続の是非を判断する材料として活用することができます。
総合判定の判定材料と意図について
睡眠計測サービスの総合判定は、睡眠不足、不眠、睡眠の質、睡眠中の呼吸の状態、などの6つの観点での「睡眠トラブルのリスク評価」の結果を踏まえ、総合的に判定しています。
脳波計測と睡眠質問票で得られた情報をもとにした見解であり、睡眠障害の診断を意図するものではありません。
睡眠専門外来の紹介について
S'UIMINは、睡眠障害患者の受け入れが可能な全国の医療機関の情報を集めており、サービス利用者の居住地や睡眠トラブルの内容にあわせ、睡眠専門外来の情報を提供しております。
2022年6月現在、全国20以上の施設の情報提供が可能です。
またS'UIMINは、「睡眠外来の対応可能な施設」として掲載が可能な医療の情報を集めております。
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