社員の健康意識を高める第一歩に。睡眠を「見える化」する企業の新たな取り組み(日本システム技術株式会社様 導入事例)
睡眠計測からプレゼンティーイズム改善へ!システム開発会社での健康経営施策事例

S’UIMINでは企業向けの「健康経営サービス」を提供しています。従業員は日常的に寝ている在宅環境で睡眠時の脳波計測を行うことができます。
本シリーズでは導入企業様への取材を通し、採用担当者の目的や利用された従業員の感想をご紹介します。在宅での睡眠脳波計測を活用し、どのような組織の睡眠施策を行っているのでしょうか。
導入企業:日本システム技術株式会社様
日本システム技術株式会社(JAST)は、技術力と人間力を活かし、DX(デジタルトランスフォーメーション)で社会に貢献するIT企業です。文教分野で「GAKUEN」、金融分野で「BankNeo」といった自社ブランドのパッケージ提供や、医療ビッグデータの利活用ビジネスを展開しています。
このたび健康経営の一環として、S'UIMINの簡易脳波計測サービス「InSomnograf:インソムノグラフ」をご活用いただきました。その背景や成果について、執行役員の林光信さんと、同社の保健師の大友かおりさん、そして実際に検査を受けた社員の方々にお話を伺いました。
【写真:日本システム技術の林さん(左)、大友さん(右)】

◉動機:睡眠改善からプレゼンティーイズム改善を
(S’UIMIN社)睡眠についての取り組みの経緯を教えてください。
――林さん:当社の商品であるソフトウェアには目に見える原材料がなく、人材こそが最大の原資だと考えています。その意味で、健康経営の推進はとても重要なテーマです。
その一環で、社内でプレゼンティーイズム(※出勤しているが、体調不良などでパフォーマンスが下がっている状態)に関するアンケートを実施したところ、睡眠不足に起因する体調不良が業務効率に影響を与えていることが見えてきました。
睡眠は「時間」と「質」の両面で考える必要があると感じていたので、その両方にアプローチできる手段を探していました。そんな中でS’UIMINのサービスを知り、段階的に社内導入を進めました。
(S’UIMIN社)睡眠検査は、具体的にどのような形で実施しましたか?
――林さん:希望者を募り、2年間で140名の社員が検査を受けました。費用の大部分は会社で負担しましたが、検査に向き合って有意義な機会にしてもらうために社員も1,000円を自己負担する形としました。
◉導入効果:医療介入や意識改革に

(S’UIMIN社)実際に検査をしてみて、どのような結果が得られましたか?
――大友さん:睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いが明確に認められた社員がいて、睡眠グラフを見るだけで「苦しそうな睡眠」だとわかるケースもありました。
検査を通じて22人に医療介入を勧め、うち5人ほどが治療に進んでいます。
また、医療介入までは至らないものの、良い睡眠がとれていない人も多く見られました。とくに、就寝時刻が遅く、睡眠不足に陥っている人が目立ちました。睡眠の重要性自体をまだ十分に認識していない社員が多いのではないかと感じています。
客観的なデータと本人の自覚にずれがあるケースも少なくなく、測定したことで見えてきたことが多くありました。
検査後にアンケートを実施したところ、「就寝時間を早めるようになった」「昼休みに仮眠を取るようになった」といった行動変容も確認できました。社員がそれぞれ工夫するようになっていると感じます。
(S’UIMIN社)医療を必要とする可能性が高い方と、まずは生活習慣の改善などからとりくむべき方と、両方がいらっしゃったのですね。

参考:日本システム技術株式会社ホームページ健康経営の取り組みより
◉気付き「睡眠」は日々のパフォーマンスにも影響
(S'UIMIN)健康経営として睡眠からアプローチしていくことには、どのような意味を感じていますか?
――大友さん:健康経営では、食事や運動が注目されることが多いですが、メタボリックシンドロームや生活習慣病は時間をかけて進行していきます。一方で、その日の業務にすぐ影響が出るのは睡眠だと感じています。
また、保健師として社員と面談する時も「よく眠れていますか?」という質問は尋ねやすく、社員にとっても答えやすい内容です。そこからメンタルケアにつながるケースもありました。
当社では朝食をとらない社員が多く、夕食の時間も遅くなりがちです。このことから、生活リズムの問題と密接に関係していると感じます。「朝食をとろう」という表面的な指導だけでは改善が難しく、「まずは睡眠を見直そう」と伝える方が根本解決につながるのではないかと考えています。
社員の声①「課題が明確に」
――泉水さん:私はもともと睡眠時間が短いという自覚があり、普段は1時に就寝し、6時に起床する生活をしています。
十分な時間を眠れていないことで、睡眠の「質」も悪くなっているのではないかと不安がありましたが、測定をしてみると深い睡眠がしっかりととれていることが分かり、課題は「時間」つまり「量を確保すること」にあると明確になりました。
睡眠計測のあとは、「30分でもいいから睡眠時間を延ばそう」「●時には寝よう」と意識するようになりました。午前中の眠気も少し軽減された気がします。
会社全体でこうした取り組みが広がれば、社員同士で「睡眠どうだった?」と声をかけ合い、似たような状況の中で良い睡眠のとり方を共有できるのではないかと思います。
社員の声②「働き方を見直すきっかけに」
――伊藤さん:私も仕事が夜遅くなることが多く、睡眠時間が短い自覚がありました。
結果として睡眠の「質」は良好でしたが、やはり時間が足りないと実感しました。そこでフレックスタイム制度を活用し、出社を1時間早めて帰宅時間を前倒しするようにしました。
この検査を受けたことで、自身の生活を見直すきっかけになったと思っています。
◉ 睡眠から始める働き方改革
(S’UIMIN社)今回の取り組みでは、睡眠を見える化することで社員の方々に気づきが生まれ、行動変容につながっている様子が印象的でした。
こうした体験が一人ひとりの生活改善だけでなく、職場全体の健康づくりへと広がっていくことを私たちも嬉しく思います。
この度はお忙しい中ご協力いただき、誠にありがとうございました。今後も多くの方の健康課題の解決に貢献できるよう、より良いサービスづくりに努めてまいります。
-- 取材協力 --
日本システム技術株式会社
Japan System Techniques Co., Ltd.(略称 JAST)
https://www.jast.jp/
<日本システム技術株式会社様 関連情報>
・健康経営優良法人2025(大規模法人部門)認定
https://www.jast.jp/seminar/21803/
・健康経営の取り組み
https://www.jast.jp/sustainability/healthmanagement/
提供サービスのご紹介
大学発ベンチャーならではの睡眠科学に立脚した施策を企業様の課題やニーズに応じて的確に組み合わせ、睡眠トラブルの解消や、よりよい眠りの獲得を支援します。
各種メディアでも話題のInSomnografも活用できるS’UIMIN社の「健康経営支援サービス」は以下のパッケージでお届けしています。詳しい情報は、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
▼資料ダウンロードとお問い合わせ
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